WiMAXの弱点、デメリットは?

キャンペーンを利用すれば数万円のキャッシュバックが適用され、プロバイダによっては端末も無料、出先でインターネット接続するならWiMAXほど優れたサービスはないと見聞きします。
WiMAXを提供しているプロバイダの申し込みページや比較サイトを読んでも、そこにはメリットばかりが書かれています。
ところが1つのサービスである以上、必ずデメリットも存在します。
WiMAXの弱点を知らずに利用を開始すれば、損をした気分に陥るはずです。
年間プランを早期解約すると違約金を払わなければいけませんので、デメリットについても理解しておくべきです。
WiMAXの一番のデメリットは料金が別で請求となること
WiMAX搭載の携帯電話やノートパソコンを購入しても、無料でサービスは利用できません。
インターネットに繋げるためには、プロバイダと契約しなければいけないのです。
携帯電話の通話料とWiMAXの料金は別で請求されますし、自宅で使用している有線LANとプロバイダが違えば支払額も増します。
携帯電話会社とプロバイダ、プロバイダ同士は全くの別会社ですので、契約数が増えればそれだけ月額料金も高くなります。
WiMAXの場合、データ送受信の上限が設定されており、動画を4時間も見ていれば速度規制が入ります。
自由にインターネットを楽しみたいと思えば、携帯電話会社、プロバイダといくつかの会社と契約する必要があるのです。
WiMAX自体の月額料金は安くても、トータルでは値段がかさみますので注意してください。
携帯電話とルーターの二つ持ち運ばなくてはならないという注意点も
モバイルルーターそのものは、WiMAX契約の時に無料又は低額料金で入手できます。
しかし、スマートフォンやタブレットをインターネットに繋げるためには、専用のモバイルルーターを常に持ち運ばなければいけません。
手に乗せられるほどサイズが小型化したと言っても、持って行くことを忘れてしまえば外出先でインターネット接続もできないのです。
またルーター端末も機器ですので、連続使用時間が限られています。
端末ごとで時間も違いますが、およそ6時間から10時間と覚えておきましょう。
一時的な外出であれば、携帯電話もルーターも電池は持ちます。
しかし旅行や出張の場合、充電器を持っていかなければインターネット接続も行えなくなります。
これまでは携帯電話と携帯電話の充電器だけで済んでいましたが、ルーターとルーター充電器も持ち運ぶ必要が出てくるのです。
どれか1つを忘れてしまっても、外出先ではインターネットに繋げなくなります。このようなデメリットを知った上で、WiMAXに申し込むべきかを決めてください。