3日で3GB以上使っても制限されない場合がある

WiMAXの場合、通常プランなら月間の通信量に7GBまでという制限を設けていますが、ギガ放題プランを選択すると毎月の使用量に制限がなくなり、無限に利用することができるようになっています。
しかし、その状態では本当に無限のファイル送信などをする人が現れてしまいかねませんから、3日間で3GBを超えた場合に速度制限がかかるというペナルティを全てのプランに課しています。
どんな制限がかかるのか、制限中も使い物になるのか、WiMAXの問題点とも言われるこの3GB制限についてまとめてみましょう。
WiMAXでは3日で3GB使うと通信制限がかかる場合がありますが
いかに月間容量が無制限と言っても、周辺の利用者が共有している電波なのですから、一人が完全に専有している状態になってはいけませんね。その予防をするために設定されているのが、3日間で3GB以上を利用した人にかかる、3GB制限ペナルティです。
これは前日までの直前3日間に使用した通信量が、3GBを超えていた場合に掛けられるもので、速度に大幅な制限がかかり、かなり機能が下がってしまうというもの。
制限される期間は公式によると、当日の昼から翌日の昼までの丸1日で、その期間をすぎれば通常の速度が使えるようになります。
3GB制限を受けた後の速度は、普通の使用状態で言われている220Mbpsから大きく下がり、YouTubeの低画質動画が見られる程度と言われています。
完全に使えなくなるというわけではありませんが、かなりの速度低下ですので、毎日の使用量に気を配っておいたほうが良さそうですね。
通信制限は必ずかかるものではありません?
2015年の6月までは、3GBの制限を提示していても、実施されなかった場合もあったようですね。
しかし、現在では通信量の計算や3GB制限そのものについても機械が自動的にやっているようですので、ほぼ確実に制限がかかることになりそうです。
通信制限について調べていた方は、4GB以上を利用しても制限されなかったケースを掲載しているページなどを見て期待されたかもしれませんが、UQコミュニケーションズに問い合わせて確認していますので間違いない情報です。
しかし、仮に通信速度を制限されてしまったとしても、余程画質の良い動画を見ようとするなど、特定の場合にしか問題にならないのも事実です。
ウェブサイトを閲覧したり、音楽を聴くなどであれば、全く問題ない性能が制限後も残りますので、使えないわけではありませんから、あまり気にする必要はないかもしれませんね。